夫に妊婦体験ジャケットを着せてみたら | 両親学級で起きたこと
現在妊娠35週目のSowaです!
夫と一緒に両親学級に参加してきました。エプロン姿で赤ちゃんお人形を沐浴させる夫を見て、初めて「父親っぽいな!」と感じて、なんだか面白くて変な感じがしました。「パパ・ママ向けの育児教室って、実際どんなことをするの?」と気になっている方もいるのではないでしょうか?
この記事では、両親学級で実際にどんなことをするのか、そして夫婦で参加してみてどうだったかを、当日のエピソードを交えてまとめておこうと思います。両親学級への参加を迷っている方の参考になればうれしいです!

両親学級とは?夫婦で参加するメリット
両親学級は、産院や自治体で開催される、これから親になる夫婦を対象にした講座です。沐浴・おむつ替え・お着替えなどの実技指導に加え、妊婦体験や入院準備の確認、産後の生活についての話まで、内容は多岐にわたります。
「母親学級」がママ向けの内容中心なのに対して、両親学級はパートナーが一緒に参加することを前提にしているのが大きな違いです。実際に参加してみて感じたのは、知識として聞くのと、実際にやってみるのとでは、夫の理解度がまったく違うということでした!育児や妊娠の大変さは、言葉で説明するよりも、体験してもらったほうがずっと伝わるのだと実感しました。
当日の持ち物は、筆記用具・母子手帳・飲み物・動きやすい服装のみで、特別な準備は不要でした。予約制の産院が多いので、参加を検討する場合は早めに確認しておくと安心です!開催時間は2時間程度でした。
沐浴指導・おむつ替え・お着替えの実習
沐浴の実習
まずは沐浴です。お風呂上がりに着せる服とおむつ、体を拭くタオルは、お湯に入れる前にあらかじめ準備しておくのがポイントだそうです。服を脱がせてお風呂に入れ、着替えを終えるまでの目安は10分程度。焦る必要はないけれど、お風呂は大人と同じで赤ちゃんにも意外と体力を使うので、湯船につかる時間はなるべく短めに、というアドバイスが印象に残りました。
服を脱がせるときは服の方をしっかり広げてから脱がせること、赤ちゃんに触れるときは手首や肘といった大きな関節を持つことを教わりました。バスタオルをかけて頭をしっかり支えながらお風呂へ。首がまだ座っていない分どうしても不安になりますが、耳の後ろの骨のあたりをしっかり支えてあげれば安心とのことでした。
お湯にゆっくり体を沈めたら、まずは顔から。目やにがあればガーゼを軽く絞って優しく拭き取ります。赤ちゃんは皮脂分泌が活発でブツブツができやすいので、お母さんの手で直接触りながら洗うと肌のざらつきや変化にも気づきやすいそうです。ガーゼを軽く絞って顔にかけて流すと、赤ちゃんはちゃんと自分で目を閉じてくれます。耳に多少お湯が入っても心配いらないと聞いて、少し肩の力が抜けました。
次に頭、そして首やわきの下です。首のくびれはミルクのカスが溜まりやすいので指を曲げて奥までしっかり洗い、わきの下も指を入れて丁寧に。お腹まわりは、へその緒が取れていてもおへその中まで指を入れて洗います。手は赤ちゃんがぎゅっと握りがちですが、親指をそっと差し込むと開いてくれるので、その中もしっかり洗います。手はすぐ口に持っていくので、洗ったらすぐ流してあげるのがコツだそうです。足の付け根も汗をかきやすいので同じように丁寧に洗います。
背中は、洗う側の指をかぎ状にして赤ちゃんのわきに入れ、肩を支えながら少し前傾姿勢にして洗う方法と、無理にひっくり返さず前から手を回して洗う方法の両方を教わりました。最後におまた周りを洗い、女の子は割れ目の中を優しく開いて、男の子はおちんちんの袋の裏側まで丁寧に洗います。全身を洗い終えたら、かけ湯で石けん分を流して終了です。
授乳の前後30分は沐浴を避けること、毎日同じくらいの時間帯に入れてあげるとよいことも教わりました。お湯の温度は春〜秋で38〜39度、冬は39〜40度が目安で、部屋の温度は大人が半袖で過ごせるくらいがちょうどよいそうです。1ヶ月健診が終われば大人と同じ浴槽で一緒に入浴できますが、一人で入れるのが大変な場合はベビーバスを3〜4ヶ月頃まで使い続けても問題ないとのことでした。
夫も私も最初こそぎこちない手つきでしたが、お人形相手に真剣な顔で取り組んでいる様子をお互い動画に撮り合ういい思い出になりました。実際に赤ちゃんが生まれて、お世話をするのが今からとても楽しみです😊
おむつ替えの実習
次はおむつ替えです。まず服の裾をしっかりまくり、新しいおむつは汚れたおむつを外したらすぐ下に当てられるよう、あらかじめ体の下に準備しておくのがコツだと教わりました。
赤ちゃんはおむつを外すと気持ちよさそうに足をバタバタさせるのですが、このとき足を引っ張り上げず、赤ちゃんにとって自然な形をキープしたまま優しくホールドするのがポイントだそうです。新しいおむつを当てるときは、股まわりのギャザーをしっかり立てて漏れを防ぎ、お腹のテープは指2本分くらいの余裕を持たせて留めます。赤ちゃんはお腹で呼吸をしているので締めすぎないようにという説明に、夫婦そろって「なるほど〜」と声が出ました。
うんちの後の拭き方も、男女で教わり方が違いました。女の子は雑菌が広がらないよう前から後ろに向かって拭き、男の子はたまたまを持ち上げて肛門周りの汚れをしっかり拭き取ります。細かいところまで丁寧に教えてもらえて、退院後すぐに実践できそうな安心感がありました。ちなみにおむつは、足の動きが活発になる生後7〜8ヶ月頃を目安にテープ型からパンツ型へ切り替えていくとよいそうです。
お着替えの実習
最後はお着替えです。新生児が着る肌着には、肌に一番近い「短肌着」、その上に重ねる「コンビ肌着」、そして普段着にもなる「ドレスオール」があることを教わりました。赤ちゃんは新陳代謝が活発で汗をかきやすいうえ、ミルクの吐き戻しやおしっこ・うんちで汚れることも多く、1日2回以上着替えることも珍しくないそうです。目安として、短肌着・コンビ肌着はそれぞれ5〜6枚ずつ用意しておくと安心とのことでした。
着せ方にもコツがありました。あらかじめドレスオール→コンビ肌着→短肌着の順に重ねておき、両方の袖を先に通してから赤ちゃんを寝かせると、着替えさせやすいそうです。赤ちゃんの腕を無理に引っ張るのではなく、袖の外側から手を入れて赤ちゃんの手を「迎えに行く」ようにして通すのがポイントだと教わり、夫婦そろって最初はぎこちない手つきでしたが、コツをつかむとスムーズにできるようになりました。紐はお腹を締め付けないようゆったりと結び、スナップボタンは慣れると時短になって便利だそうです。生後2〜3ヶ月頃、足の動きが活発になってきたら下のボタンを留めなくてもよいカバーオールとしても使えるという話も、これから役立ちそうです!
妊婦体験ジャケット、夫の本音
一番盛り上がったのが、妊婦体験ジャケットの実習でした。重りの入ったジャケットを着けて、寝転がったり起き上がったり、靴下を履いてみたり、仰向けで寝てみたり。夫は「これは下に落ちたもの取るのきついね」と、実感がこもった感想をもらしていました。
助産師さんが「これ、両親学級中ずっとつけてていいですよ!」と提案したところ、夫は「結構です、重々妊婦さんの大変さがわかりました」と即答していて、思わず笑ってしまいました。
助産師さんいわく、「本当は1日だけでも旦那さんにはこの妊婦体験ジャケットを着て日常生活を送ってみてほしい」とのこと。お腹が大きくなってからは、お皿洗いや洗濯機から服を取り出すといった何気ない動作も地味にきついので、これには他のママさんたちと私も大きくうなずいてしまいました。
入院バッグ・陣痛バッグは、夫婦で一緒に準備を
入院スケジュールの確認とあわせて、入院バッグ・陣痛バッグの中身を夫にも把握してもらう大切さについても教わりました。できれば夫婦一緒に準備するのがよいとのことです。
助産師さんから教わった小ワザとして、産褥ショーツなどをジップロックにまとめて入れ、袋に「産褥ショーツ」と中身を書いておくと、もし自分で取れない状況になっても、夫や助産師さんにすぐ取ってもらえて便利だそうです。さっそく取り入れようと思います。
当日確認されたのは、保険証・母子手帳・診察券などの書類関係、産褥ショーツやパッドなどの衛生用品、退院時の赤ちゃんの服の3点は特に忘れやすいという話でした。書類関係は夫が管理場所を把握していないケースが多いそうなので、我が家でもこの機会に保管場所を共有しました。
こうしたひと工夫は、夫婦どちらか一方だけが荷物の中身を把握している状態を避けるという意味でも役立ちそうです。入院中、必要なものをすぐに伝えられるかどうかは、思っている以上に大事なポイントだと感じました。
私自身が実際に準備した陣痛バッグ・入院バッグの中身は、以前の記事で詳しく紹介しているので、よければあわせてご覧ください。
産後の家事分担への意識づけ
産後、ママの体調が早く回復できるように、出産前から家事を夫にできるようにしておくことの大切さも教わりました。以前ブログでも書いた「ママは養生、パパはプロのケア員」という坐月子の考え方とも重なる内容で、改めて夫婦で確認できたのはよかったです。
夫婦で同じ話を一緒に聞くことで、「産後は自分がこう動く」というイメージを夫自身が持てたように感じます。これは、私が家で何度説明するよりも効果があったかもしれません。
👉️「坐月子」って知ってる? 義母から教わった中国式産後養生術
両親学級に参加してよかったこと
振り返ってみると、両親学級に夫婦で参加してよかった点は大きく3つありました。
- 父親としての自覚が芽生えるきっかけになったこと
- 入院準備や産後の生活について、夫婦で共通認識を持てたこと
- 妊婦の大変さを、体験を通して実感してもらえたこと
日程が合わせづらい場合もあるかもしれませんが、可能であれば夫婦での参加を検討してみる価値は十分にあると感じました。
まとめ
両親学級を通して、夫が「父親になる実感」を少しずつ持ち始めているのを感じました。妊婦体験ジャケットのやり取りは今でも思い出すと笑ってしまいますが、実際に体験してもらえたことで、これからの生活のイメージがお互いに少し具体的になった気がします!
新生児のお世話について詳しく学んだ内容は、こちらの記事にまとめていますので、ぜひご覧ください😊
👉️赤ちゃんを迎える準備!新生児の特徴とお世話・授乳の基本まとめ
Sowa

