妊娠後期のむくみはなぜ起きる?原因と対処法6つ、そして受診すべきサイン!

妊娠後期に入ってから、妊娠後期のむくみ(浮腫み)がひどくなってきました。夕方になると足がパンパンになって、指輪がはまらなくなって、朝起きたら顔がむくんでいる。「これって普通のこと?」「赤ちゃんに影響は?」「いつまで続くの?」と不安になって、先日の健診で先生にまとめて聞いてきました。

産婦人科の先生と助産師さんに教えてもらった内容を、プレママ目線でまとめます!


妊娠後期にむくみが起きる3つの理由

むくみは「水分の摂りすぎ」だと思っていたのですが、先生に聞いたら全く違いました。妊娠中のむくみには、体の構造的な変化が関係しているそうです。

① 血液量が増えて、水分が血管の外に漏れやすくなる

妊娠中は赤ちゃんに栄養を届けるために、血液量が妊娠前の約1.5倍に増えます。血液が増えると、血管の内側の圧力が高くなって、水分が血管の外(組織)に染み出しやすくなります。これが浮腫(ふしゅ)の正体です。

② 大きくなった子宮が、足の静脈を圧迫する

妊娠後期になると子宮がどんどん大きくなって、骨盤の中を通る下大静脈(足から心臓に血液を戻す太い血管)を圧迫します。これで足の血液が心臓に戻りにくくなり、足首やふくらはぎにむくみがたまりやすくなります。夕方になるほどひどくなるのも、重力で水分が下半身に集まるからです。

③ ホルモンの影響で、体が水分を蓄えやすくなる

妊娠中はエストロゲンやプロゲステロンというホルモンが増えて、体が水分を体内に蓄えようとする働きが強まります。これも妊婦さんがむくみやすい原因のひとつです。

「体の仕組みがそうなっている」と分かったら、少し気持ちが楽になりました。むくみが出ること自体は、妊娠中の正常な反応なんです。


妊婦のむくみ、いつから始まる?

個人差はありますが、妊娠20週(5ヶ月)ごろから出始めるプレママさんが多いそうです。私も中期に着圧ソックスを買ったタイミングで「あ、むくんでる」と気づきました。

後期(28週以降)になると、子宮がさらに大きくなるので、むくみが強くなりやすいです。私は28週を超えてから一気にひどくなった感覚があります。特に夕方〜夜にかけてがいちばんむくみます💧


実際に教えてもらった対処法6つ

助産師さんと先生に教えてもらった方法を、実際に試してみた感想とあわせてまとめます。

1. 着圧ソックス(弾性ストッキング)を履く

むくみ対策の定番です。足の外側から圧力をかけることで、血液やリンパの流れを助けてくれます。朝起きてすぐに履くのがポイントで、むくんでからでは遅いそうです。

私は妊娠中期から使っていて、使う日と使わない日では夕方の足の重さが全然違います。妊婦向けの着圧ソックスは足首からふくらはぎに段階的に圧をかける設計のものが多く、就寝中も使えるタイプもあります。

2. 足を心臓より高い位置に上げて休む

横になるとき、足の下にクッションや折りたたんだバスタオルを置いて、足を心臓より少し高い位置にするとむくみが抜けやすくなります。重力に逆らって水分を心臓に戻すイメージです。

就寝中にこれをするだけで、翌朝の足の軽さが違いました。三角クッションがある方は活用してみてください。

3. 足首・ふくらはぎのストレッチをこまめにする

長時間同じ姿勢でいると、血液が滞りやすくなります。座ったまま足首をくるくる回すつま先を上下に動かすだけでも血流が改善されます。

助産師さんに教えてもらったのは、ふくらはぎを足首から膝に向かってさするマッサージです。リンパの流れに沿って下から上に向かってさするのがポイントで、入浴後にやると特に効果を感じました。

4. 塩分を控えめにする

塩分を多く摂ると体が水分を蓄えようとするので、むくみが悪化しやすくなります。1日6g未満が目安とのこと。外食やコンビニ食が続くと塩分過多になりがちなので、気をつけています。

ただし「むくむのが嫌だから水分を控える」は逆効果だと教えてもらいました。水分を控えると血液が濃くなって循環が悪化するので、水分はしっかり摂りながら塩分を控えるのが正解です。

5. カリウムを含む食べ物を積極的に摂る

カリウムには体の余分なナトリウム(塩分)を排出する働きがあります。バナナ、アボカド、ほうれん草、きゅうり、スイカなどに多く含まれています。

特に夏場はスイカが旬で、水分補給もできて利尿作用もあるので一石二鳥とのこと。妊娠後期の夏に食べるのはかなりおすすめだそうです。

6. 適度に歩く・体を動かす

動かないとふくらはぎの筋肉が使われず、血液を心臓に戻すポンプ機能が低下します。お腹が大きくて動くのが大変になってくる時期ですが、1日15〜20分程度の軽いウォーキングがむくみ改善に効果的とのことです。

暑い夏なので無理は禁物ですが、涼しい時間帯に少し歩くだけでも違います。


妊娠後期のむくみ、いつまで続く?

残念ながら、出産まで続くことが多いそうです。子宮が大きい限り下大静脈への圧迫は続くので、根本的な解決は出産後になります。

ただ、産後数日〜1週間で急に体の水分が排出されてむくみが引いてくることが多く、トイレに行く回数がぐっと増えるのが産後あるあるだそうです。

また、赤ちゃんが骨盤の中に降りてくる36週ごろに子宮の位置が変わって、少し楽になるケースもあるとのことです。


赤ちゃんへの影響は大丈夫?

これも一番気になる質問でした。通常の生理的なむくみは、赤ちゃんに直接影響しないと先生に言われました。

ただし、以下のような場合は話が変わってきます。


このむくみ、受診すべき?病院に行くべきサインとは

むくみの中には、妊娠高血圧症候群という病気が隠れている場合があります。これは赤ちゃんにも影響する深刻な状態なので、以下の症状があればすぐに産婦人科に連絡してください。

  • 急に強いむくみが出た(特に顔・手)
  • むくみに加えて頭痛や視野がぼやける感覚がある
  • 急激な体重増加(1週間で500g以上の急増)
  • 血圧が高いと言われている

先生いわく、「足だけが夕方にむくむ」のは生理的なむくみの典型パターンなので、それ単独では過度に心配しなくていいそうです。ただ、手や顔のむくみが強い・急に悪化した場合は要注意です。

健診でも毎回体重と血圧をチェックしているので、心配なことがあれば次の健診まで待たずに連絡するのが一番安心だと教えてもらいました。


まとめ

妊娠後期のむくみは、血液量の増加・子宮による静脈の圧迫・ホルモンの変化という3つの原因が重なって起きます。生理的なむくみ自体は赤ちゃんへの影響はなく、出産後に改善することがほとんどです。

今日からできる6つの対処法

  • 朝から着圧ソックスを履く
  • 足を心臓より高くして休む
  • 足首・ふくらはぎをこまめにほぐす
  • 塩分を控えて水分はしっかり摂る
  • カリウムを含む食べ物(バナナ・スイカなど)を摂る
  • 短時間でいいので歩く

急なむくみ・顔や手のむくみ・頭痛をともなう場合は迷わず受診を。「これくらいで電話していいのかな」と遠慮せず、気になったら連絡してほしいと先生に言われました。

同じ症状で悩んでいるプレママさんの参考になれば嬉しいです🤰

Sowa

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