4回のサンプルを経て完成したハンディファン—何度もやり直した話
最初から「これだ」とはなりませんでした。
Sowaliaのハンディファンが今の形になるまでに、4台のサンプルを作りました。それぞれに理由があって作り、それぞれに理由があってやめました。「なんでこの形なの?」と聞かれたら、主に下記の過程があったから、とお答えしたいと思います。
サンプル1——小さすぎた
最初に考えたのは「とにかく小さく、軽く」ということでした。
妊娠中や子どもを連れての外出中、テーマパークに遊びに行く時など、持ち歩くものは少しでも軽い方がいい。バッグの中でかさばらない方がいい。そう思って、できるだけコンパクトなサイズで作ってみました。
でも使ってみてすぐわかりました。小さすぎる=電池が持たない。
- 電池容量 約1,000mAh
- 重さ 約90g

室内でファンだけを回し続けると約12時間持ちました。ただ、冷却プレートも使うと2時間ほどで電池が切れてしまいました。 「これでは外出先で安心して使えない」。コンパクトさを追い求めすぎた結果、一番大切な「ちゃんと使えること」が犠牲になっていました。
サンプル2——重さと機能のバランスを探した
- 電池容量 約4,000mAh
- 重さ 約350g

電池容量を増やし、冷却プレートの面積も大きくしました。より体を部分的に効率よく冷やせるようになり、液晶画面もつけました。
残量が何パーセントかひと目でわかるので、外出先でも安心して使えます。液晶画面はつけて大正解でした。 ただ、重さが約350gになったことで、首にかけると少々首が痛くなってしまいました。 そして、デスクの上で安定して立てられるように、スタンドもつけることにしました。「どうせスタンドをつけるなら、スマホも一緒
に立てかけられるようにしよう」——そう思って、下にスマホスタンドを兼ねたベースを作ってみました。 実際に試してみました。スマホで動画を見ながら、ファンで涼む。いいのでは、と思った瞬間、気づいてしまいました。 目が乾く。 風が顔に当たっている状態でスマホを見ていると、まばたきが減って、目がどんどん乾燥してしまいます。10分も経たないうちに目が痛くなりました。「スマホを見ながら風を浴びる」という使い方自体が、目に優しくないと気づき、スタンドは外すことにしました。「あったら便利そう」は、「実際に使ったら必要なかった」に変わることがありますね。
サンプル3——ライトをつけてみた
- 電池容量 約3,000mAh
- 重さ 約200g

3台目は、少し遊んでみました。 夜のアウトドアやキャンプシーン、テーマパークで映える写真を撮るを想像して、ライトをつけたら使えるシーンが広がるのではないかと思いました。実際、ライト付きのハンディファンは市場にも存在しています。 でも使い始めてすぐ、ある疑問が浮かんできました。
「このライト、電池を使っている」
ハンディファンにとって一番大切なのは、送風と冷却プレート。ライトのために電池を消耗するくらいなら、その分を冷却性能に回したほうがいい。夜のキャンプにはランタンがあります。ハンディファンがすべきことは、涼しくすることだと、もう一度原点に立ち返って考え直しました。
サンプル4——液晶は丸に、カラーはホワイト・ピンク・グレーに決定
- 電池容量 3,000mAh
- 重さ 約160g

最後に残ったのは「見た目のこと」でした。
電池残量や風量を表示する液晶画面を、四角にするか、丸にするか。
四角の方がスタイリッシュで、ガジェット感があります。でも、私たちSowaliaが作りたいのはそういうものではありません。
家族と外に出るとき、子どもが隣にいるとき、手に取って「ほっと」と思えるもの。丸の液晶にしました。それだけで、ガジェット感が消えて、やさしい表情になりました。
カラーはホワイト・ピンク・ネイビーの3色に決定しました。どんなシーンにも馴染む色を選びました。
最後に
振り返ってみると、サンプル分しっかりと理由が言えることに気がつきました。なんとなくやめたのではなく、実際に使って感じて、考えて判断した。その積み重ねがSowaliaのハンディファンになっています。機能を足すことよりも、本当に必要なものだけを残すこと。それが一番難しくて、一番大切なことだと気づきました。でもその分だけで、自信を持って「これがいい」とお伝えできます。
このハンディファンは、アメリカで今まさに大人気のハンディファンを手がけている工場に依頼しています。実際にアメリカの市場で選ばれ続けている商品を作っている工場なので、品質面でとても信頼しています。
ぜひ手に取ってみてください。
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Sowaliaについて
Sowaliaは、シンプルで丁寧に作られたアイテムで、家族の「ほっとできる時間」をつくります。
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Sowa
